フォトグラファー日出真司さんの作品のDRY RHYTHMから「すかしば」という作品。
生きているときとはまったくちがった表情をみせる乾いた植物をその日の光で撮影。インテリアとしてもアートとしても楽しめる作品
「DRY RHYTHM」
「風の強いある日、犬の散歩をしていたら何かが転がって、私の足元を駆け抜けて行った。反射的に追いかけてそれを拾うと、ぱっくりと割れた木の実だった。
それはもう種もなくなっていて、すっかり乾いていた。からからに乾いた木の実を、その日の光で撮ってやると、表情は繊細な輝きを放ち、形はまるで、生まれ変わったかのように見えた。
私はそれの新たな個性による存在意義を見出したのである。」 (HPから抜粋)
「乾く」という現象で、水分を含んだ姿が想像がつかない程、
植物は独特な形になる。その日から、乾いたものを追いかける日々が始まった。
日出 真司 Shinji Hinode
写真作家 ・グラフィックデザイナー
1962年 東京生まれ
1983年 武蔵野美術大学短期大学部商業デザイン科卒業
アルフレックスジャパン等を経て、現在フリー
グラフィックデザインを生業とする傍ら、1996年 写真を始める
1999年 エプソンカラーイメージングコンテスト入選
2003年 6月 Lee Gallery にて「DRY RHYTHM」個展
10月 Ceccotti Collezioni にて「PHOTO-S」グループ展
2009年 1月 アートフロントギャラリー「2009 Art Front Collection」グループ展
2009年 11月 アートギャラリークローゼットにて「TO AND FRO」個展
2010年 1月 ギャラリーバウハウスにて「The Collection 」グループ展
2010年 11月 ギャラリーバウハウスにて「The Collection 」グループ展
2011年 2月 ギャラリーバウハウスにて「OBSCURE CONTRAST 」個展
フレームはマット黒 |